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「親愛なる」全国の読者の皆様へ!!
H。 27. 8. 29
「福山維新の会」代表 石岡久彌
(1)本日のテーマ:「大阪府寝屋川市の中学1年生遺棄事件は日本社会全体に蔓延する「大人の自信の無さ・無責任」を反映したもの」
(2)本日のサブ・テーマ:「日本全体としての教育(①家庭、②学校、③地域等)の重要性再認識、再構築により同種事件の再発を防止し、子供の命を守るべきと思われますが、如何でしょうか?」
(3)御挨拶:全国の読者の皆様、こんにちは。「福山維新の会」は、昨日、1282日目としての「福山維新の会」街頭演説・広報活動(新「チラシ」配布作戦は88日目)を行ないました。皆様方からは引き続き、①「福山維新の会」FB記事、②「石岡久彌」FB記事に対する「いいね」「コメント」「激励」等を沢山賜りまして、本当に有難う御座います。今後とも「何卒」宜しく御願い申し上げます。ところで、約2週間前に発生した、誠に痛ましく残虐非道な「寝屋川の中1遺棄事件」は、皆様先刻御承知の通り、今も連日大々的にマスコミ報道されております。本事件の最大の悪者は犯人である点は言うに及ばずでありますが、他方で、日本社会全体に蔓延する「大人の自信の無さ・無責任」が事件発生の重大な背景となっているように思われて仕方がありません。そこで皆様と再発防止について少しく考えてみたいと思いますので、「チョット」だけでもお付き合い頂けましたら幸甚であります。宜しくお願い致します。
(4)本論
(ア)マスコミ報道
8/26付の産経新聞第13面「オピニオン」は、作家の曽野綾子氏が「子供に門限があるのは当然」旨の見出しで記事を掲載されておりますところ、その要点は次の通りであります。すなわち、
(a)知人のアメリカ人の学者夫妻が私の別荘の近くの横須賀の町を見たいと言うので、「どぶ板通り」を案内した。その時、某市民が、「シンデレラ・リバティー」と書いた小さなステッカーを1枚くれた。この言葉は上記米国の学者も知らず、米軍基地の米兵が使っている言葉だと同市民が言う。同市民が更に言うには、「シンデレラ、ってほら、童話で、夜中までには帰ってこないといけない娘だ」「基地の兵隊たちは、時間までには帰んなきゃいけないから、自分たちは不自由だってことだろ」。つまり「門限までの自由」という意味である。
(b)その翌日の夕刊で、私は大阪府で中学1年生の男女2人の遺体が遺棄された事件の詳細を読んだ。女性は午後9時ごろに家を出て、午前1時過ぎに町の防犯カメラに写ったり、友達にLINEで「野宿しようとおもう」などと伝えたりしている。
(c)もちろん、犯人が99.9%悪い。しかし子供が夜中に町を放浪するのを許す家庭の風潮も問題だ。
(d)大人の米兵にさえ、「シンデレラ・リバティー」はあるのだ。理由を言おう。人間は自分で稼いで自活する前は、養ってくれる人の言うことに従う義務がある。親も常識の範囲で、子供に規律を要求して当然だ。教育の第一責任者は当人だが、次が親なのである。
というものであります。
(イ)小生コメント(「日本全体としての教育(①家庭、②学校、③地域等)の重要性再認識、再構築により同種事件の再発を防止し、子供の命を守るべきと思われますが、如何でしょうか?」
(a)上記事件発生の原点に、「大人(①家庭、②学校、③地域等)の自信の無さ・無責任」が存在していると考えます。①子供におもねる、②子供から一時的に嫌われることを怖がる、①態度・考え方、②教育・躾は、将に本質を脱したものだと思われます。ここで言います本質は、子供達を将来、真に、①社会に役立つ人間、②立派に自立する人間等へと導き、育成することにあり、そこには、「愛のムチ(感情的に殴る、蹴ること等を言っているのでは決してなく、逆に愛情に溢れた善導を言っております)」が必須と信じます。
(b)家庭教育の重要性については、上記の通り曽野綾子氏が述べられておりますので、私の見解は省略させて頂きます。
(c)学校教育の重要性は今さら論じるまでもありません。余談となりますが、私の本業は妻が経営する「公文教室」の援助でありますが、我が教室は教室に通ってくる生徒の行き帰りの安心・安全に多大な神経を使っております。更に余談で聞き苦しいと存じますが、我が教室の特色は生徒に単に英数国を教えるだけではなく、①社会に役立つ人間、②立派に自立する人間等育成へ向けて「愛のムチ」を信奉し実行しております。
(d)地域教育の重要性については、8/28付の産経新聞第31面において、教育評論家の尾木直樹氏のコメント、すなわち、「深夜に外出している子供を見かけたら一声かけるということができないか。支え合うような地域のつながりの重要性を改めて考えるべき」旨の至言を紹介させて頂きます。
(5)あとがき
目下、参議院において審議中の安保法案に「戦争法案」「憲法違反法案」等として反対を唱えている人達は、現実の脅威等を無視・軽視した美辞麗句・絵空事ばかり言う前に、世界・世の中に悪者が如何に存在しているかを上記の事件をも通じて冷静・冷厳に見つめ、考え直して欲しいと考えます。
長文の駄文を最後までお読み頂き深謝申し上げます。
以上です。