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5/6は109日目としての街頭演説を行ないました。さて本日は、「自分が体
験したフィンランド事情(その10)」として「独立心の強いフィンランド女性」
について以下、述べます。フィンランドは、欧州で最初に婦人参政権を実現し
た国という事もあってか、フィンランド女性のプライドは高く、大半の人が、
「我々女性は、独立している(他に依存していない)」と口にします。それを端
的に表すものが離婚率で、当時、首都ヘルシンキでは約1/3が離婚しておりま
した。また、離婚し得る背景の一つとしては大半の女性が職を持ち、収入も男
性と大差無く、例えば国会議員の約1/3は女性でした。このような事(離婚率
の高さ等)から、フィンランドでは、青年男女のみならず、中高年になっても
恋愛が盛んであり、その一断面を捉えて外国人が、「フリー・セックス」と呼称
しているのかも知れませんが、日本語から受ける「フリー・セックス」とは、
大分ニュアンスの差がある(真面目さがある)と思われます。更に女性のプラ
イドを証明するものとして、フィンランドには、その道を職業とする女性は皆
無に等しく、また、国会議事堂の中の議長席の真上には、男性の裸体像ととも
に女性の裸体像が飾ってあり、これを見た日本の国会議員が、「日本にも同じ様
なものを作れば、国会審議がなごやかに終始するするであろうに」と冗談を飛
ばしておりました。余談ですが、上記、①参政権の実現、②独立、を見聞きす
ると、日本及び福山の現状が憂えて、何とかせねばと思えてなりません。その
理由は、①先般、行なわれた福山市議会議員選挙の投票率は約49%であり、
折角与えられた清き1票の権利を有権者自ら放棄していること、②「中年パラ
サイト(社会人になっても自立せず、親に依存して同居を続ける未婚の若者)
が300万人に達し、同世代人口の1/6」であること(5/2付の毎日新聞)、
等があるからであります。特に②については、「自助」「共助」「公助」を文字通
り実行する必要を痛感します。そして欧州で盛んな「ワーク・シェアリング」(勤
労者同士で雇用を分け合うこと)を福山市役所改革で実現する必要があります。