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5/1は104日目としての広報活動を行ないました。さて本日は、「自分が
体験したフィンランド事情(その7)」として「サウナ発祥の地 フィンランド
(後編)」について以下、述べます。前編においては、「フィンランド人は、サ
ウナから出た後は、「夏場」は男女とも生まれたままの姿で、サウナ小屋のすぐ
横にある湖や海に飛び込んで水泳したり(我が家族が隣人にサウナへ誘われた
際、義母が3人の娘さんの背泳ぎ姿を目撃等)(フィンランドは人口密度が日本
と比較した場合、約1/24(面積は日本とほぼ同じでありながら、人口は約50
0万人)であり面積の割りには人が少なく、また治安が良いから他人から裸を
見られることを余り心配してしない)、或いは、シャワーを浴びて体を冷やしま
す。」旨を述べました。ところで冬場ですが、彼等は余興の一環としてサウナの
直後、湖等の氷(地域で異なりますが、一般的には氷の厚さ約0,5m~1m)
を切り開いて作った穴(約1m×1m)に入り込み(深さ約1m)、或いは雪の
上を裸で転び回って体を冷やす事もあります。私にとってその感触は強烈で(心
臓が止まるかと思った)、今でもその体験は楽しい思い出として脳裏から離れま
せん。ここで、フィンランドのサウナについて少し付言したい点は、サウナが
一部の欧州諸国に見られるような、決してひわいなものでは無くて、元来それ
は、フィンランド人にとり神聖・重要な場所であるという事です。それを示す
ものとして昔は、①サウナの中で母親が赤ん坊を生み、②花嫁が輿入れをする
前に身を清め、また③医者が手術を施す時にも使用、④家を新築する際は、ま
ず、どの場所にサウナ小屋を作るかを考えて、いたものであります。最後にフ
ィンラン人のサウナの楽しみ方を紹介します。日本人は一般的にスリム化(贅
肉を落とす)のためにサウナに入り高温(40度以上)の部屋で熱いのをじっ
と我慢して汗を流そうとしますが、一方フィンラン人は38度位の低温の中で
10分~15分、サウナ部屋に入り、会話をしたり読書をし、これを数回繰り
返します。後日、フィンランド人の「学力世界第1位」(最近は2・3位に落ち
ているとは申しますものの)、「政治への関心の深さ」について記述しますが、
その原点・理由の一つがサウナにあります。余談ですが、サウナ付きコテッジ
(別荘と言う程、立派なものではありません)には、邪魔されるのを避けるた
め電話も引かず、夏場約1ケ月の休暇中、家族だけで(時として親戚・友人を
招待しますが)読書、サウナ、釣り、射撃、木工、団欒等にふける者もいると
聞いております(サウナ編は終り)。