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4/29は102日目としての街頭演説を行ないました。さて本日は、「自分が
体験したフィンランド事情(その5)」として「対日感情の良いフィンランド」
理由のうち、三つ目として「皇太子(現天皇陛下)御夫妻のフィンランド訪問
時のエピソード(花を愛し心優しい美智子妃殿下)」について以下、述べます。
美智子妃殿下は2日目(2泊3日の訪問中)のフィンランド訪問において、皇太子と別行動され、ある地方を視察されました。その時、路傍に咲き誇った花を見つけられ(訪問時期は6月で最高に天候が良い)、「きれいな花だこと」とつぶやかれましたところ、接伴員のフィンランド女性がそれを聞きつけ、「お採りしましょうか」と申し上げましたが、妃殿下は、「いえいえ、かわいそうだから」と、にこやかにその申し出を辞退されたと聞いております。後でこの話はマスコミ報道により多くのフィンランド国民の知るところとなり、私のフィンランド友達も美智子妃殿下の心の優しさに強く印象付けられたと述べていました。上記訪問の約10年後、皇居に招待された時(10周年記念感謝お茶会に)、小生は美智子皇后陛下に、「皇后陛下、10年前のフィンランド訪問時の花騒ぎ(話題)を今でも御記憶ございますか?」旨お尋ねしましたところ、「良く覚えております」と回答頂きました。そこで物は次いでとばかり、「その時見つけられた花は何でしたか?」と、あつかましくお尋ねしましたところ、「それはスズランでした」と答えられました。そう言えば約1年前の東日本大震災発生に関連して、天皇陛下・美智子妃殿下が被災者の御見舞い等に際してお示し・御発言等されました時の気配り・優しさ等を思い出しました。両陛下の国民を思う心は本物なのだと再認識させられた次第です。