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4/24は97日目としての広報活動(街頭演説等)を行ないました。さて本
日は、「自分が体験したアフガニスタン事情(その4)」について以下述べます。
今回のトピックスも、読んで頂いて肩の凝らない「籠の鳥のアフガン人」であ
ります。アフガン人は、一定の条件をクリアーして政府の許可を取らない限り
基本的に自由に国外に出る(出張・旅行・留学・在留等)ことは出来ません。
日本では考えられない自由の拘束であります。そこで我が国際監視員事務所(当
時、ドイツ人3名、カンボジア人2名、日本人5名、ローカルスタッフ8名)
で働いていたローカル・スタッフの中には、日本に行きたいがため高い勤務評
価を得て(但し、アフガン人は一般的に約束や時間を守らない、すぐ嘘を付く
等の習癖あり)日本外務省から招待を受けるべく(本件武装解除・国際監視業
務はそもそも日本の発案で開始されたため)、勤勉に仕事をしているスタッフも
いました。アフガン人には、本件渡航規制の外、食・飲・宗教等面にも規制が
あり(衣・住・恋愛等は基本的には自由ですが)、可愛そうに思う反面、日本人
は何と良い国に住んでいるのだろうかと痛感した次第です。これらの外に同情
すべきが、①雨が少ない(結果として、ハゲ山だらけで、平地には緑は少なく、
また農業等はできません。それ故、国の資金源は麻薬の生産・密売であります)、
②汚い(ほこり・街中ごみだらけ、体臭・異臭が酷い、水洗便所僅少、水は飲
めない)、③物資不足(飲食・薬・電化製品・日常品等)、④不便(停電、各種
技術の低さ等)、⑤不安全・不安心・危険等、枚挙に暇がありません。早くアフ
ガンに平和が戻る・戻させることが如何に重要であるかを深刻に認識させられ
た当時・させられる昨今であります。最後にアフガン人の対日感情は一般的に
大変良い点(学校・病院・道路・テレビアンテナ等ODA援助による建設、日
本人の現地での優しさ・親切さ、大和魂等)を追加しておき、また彼らは可愛
い・人懐っこい人種である点も紹介しておきたいと思います。独断と偏見がも
しあれば御容赦下さい。