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4/30は103日目としての広報活動を行ないました。さて本日は、「自分が
体験したフィンランド事情(その6)」として「サウナ発祥の地 フィンランド
(前編)」について以下、述べます。まず、日本人にもサウナ(日本のサウナは
①大半がスチームサウナであり、②一部は電熱によりストーブの上部に置いた
石を発熱させ室温を上昇させるストーブサウナもありますが、安全管理上、水
を発熱した石に撒いて蒸気を発生させ室温を上昇させる方法は採用していな
い)愛好者は沢山いますが、フィンランドはサウナ発祥の地(①サウナの原型
はスモークサウナ(白樺の木をサウナ小屋で丸一日燃やし続けて煙を充満、室
温を上げ、その後煙を排出してのサウナ)、次いでが②白樺の木をストーブで燃
やし、ストーブの上部に置いた石を発熱させ、それに桶の水をぶっ掛けて蒸気
を発生・室温を上昇させるサウナ)であります。次にフィンランド人にとって
は生活上、サウナは切っても切り離せない程、重要なものであり、彼
等は家族ぐるみで楽しんだり、気の合った者同士が利用したり、更には最近で
は政治家やビジネスマンがサウナの中やその後にリラックスした気分で交渉す
る場合にも使っております。利用回数は通常、国民一人当たり週1~2回です
が、休暇時サマーコテッジ等においては毎日と聞いております。紙面の都合も
あり、以下では特異な事項について紹介します。フィンランド人は、サウナか
ら出た後は、男女とも生まれたままの姿で、サウナ小屋のすぐ近くにある湖や
海に飛び込み、或いは、シャワーを浴びて体を冷やします。その後、未だ温も
りの残る体にバスタオルを巻いた状態でビール、或いは、ウオッカ(ビンの周
りに霜ができる程によく冷えた)を飲みます。我々外国人にとっても、このよ
うな場で飲むアルコールの味は格別で、私などは特にウオッカは50度という
度数があるにも拘わらず、つい「お代わり」を何度も要求したような次第です
(後編へ続きます)。