06 | 2025/07 | 08 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
7/8は170日目としての広報活動を行ないました。本日は、「JR西脱線事
故の無罪主張ーーー「ノーブレス・オブリージュ」不在ーーーホテル「プリン
ス」も無罪放免か?」について述べます。まず、7/7付の毎日新聞は、「尼崎
脱線 JR西3元社長が無罪主張 強制起訴初公判「想定できず」」の見出しで、
大々的に記事を掲載しています。本件内容は各種マスコミで報じられています
ので、重複を避ける意味で細部記述を割愛し、要点及び小生のコメントのみを
以下に紹介させて頂きます。要点として、本件脱線事故で乗客106人と運転
士が死亡し、493人が重軽傷を負った背景に、①事故現場のカーブの半径が
600mから半減し急カーブになった、②ダイヤ改正で快速列車の本数が増え、
運転士が従来以上に発着時間の厳守を求められた等があり、3人の元社長は
事情(安全投資よりも利益重視)を承知しながら、「ぬけぬけ」と、「想定でき
なかった」(クライシス・マネージメント欠如)旨を言えたものだとの指摘をし
たいと思います。東日本大震災時においても「想定できず」が当初、東電側等
から声高らかに主張(結果は、7/6付の小生記事に見られます通り、「人災」)
されましたが、いみじくも今回、この主張を思い出し不快となりました。次に、
我が福山の話として、約2ケ月前に発生したホテル「プリンス」の大火災に伴
う市長以下関係者の責任問題を取り上げたいと思います。市長は、本件に関し、
何度も「行政による査察や指導が形骸化していて、重要性についての受け止め
が薄らいでいた。組織的なチェック体制ができてなかった」と深く責任を認め
ていますが、一度も謝罪していないし、また、関係者を含んだ処罰も行ってお
りません。まさに、「ノーブレス・オブリージュ(高貴な人の義務)」不在であ
ります。最終的に小生の所見は、①権利の追求だけで義務の履行が行なわれて
いない、②人間性の不在、③人は「名誉・金・地位・権力」だけを求めて良い
のだろうかとの疑問、④恥の文化の衰退、⑤他人から言われる前に自分のなす
べきことがあるのでは、等の点であります。日本人及び福山市民の大多数は、
日本の良き文化・伝統たる礼儀・礼節を決して忘れていないと信じて疑いませ
ん。 以上です。