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4/22は95日目としての広報活動(街頭演説等)を行ないました。さて本
日は、「自分が体験したアフガニスタン事情(その2)」について以下述べます。
今回のトピックスは、読んで頂いて決して肩の凝らない気楽な「停電状況」で
あります。我が国においては約1年前の東日本大震災に関連して当時、「節電」
問題が大きな話題となりましたが、幸いにして「停電」とまでは行きませんで
した。ところが、アフガニスタンでは停電は日常茶飯事でありまして、一番困
ったのは風呂水とトイレ水でありました(小生はJMAS事務所かホテル住ま
いであったため)。ある時期小生はアフガン南部の市(カンダハル)でホテル住
まいしながら国際監視員業務を遂行しておりました。冬の時期で夕方ホテルに
帰り冷えた体を温めるべく風呂に入ろうとしてお湯の蛇口を開きお湯をバスタ
ブに貯めようとしました。しかしながら昼間停電があったため、お湯の出が悪
く溜まったお湯はバスタブに約10cmでありました。これだけのお湯で体を
洗い(アフガンは雨の極端に少ない国で、国中が「ほこり(埃」」だらけである
ため、なお更、頭を含め体中を洗いたいのに)、体を温める必要があったため、
結果としてバスタブの中で体を洗い、その後そのままバスタブに上向きの状態
で体を横たえる事態となりました。「へそ(臍)」を上にしての上向きですが、
石鹸(中国製のもので品質極めて不良)の泡が漂う中、お湯が「へそ」まで届
かない・つからない、哀れな・惨めな状態を皆さん、笑いながら御想像下さい。
なお、この状況を妻にメール送信しましたら大笑いされました。日本は幸せな
国だと痛感しました。