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「親愛なる」全国の読者の皆様へ!!
H。29.1.22 福山市議会議員
「福山維新の会」代表 石岡久彌
(1)本日のテーマ:①「断じて許せない、福山行政の無責任な津波対策を」→②「詰めの無い避難対策が多大な犠牲者を出すのは明白」→③「現場の学区自治会は悩み放し」→④「行政は先頭に立ち、学区自治会住民の命を救え」→⑤「枝広市長は福山駅前開発同様、陣頭指揮に当たるべき」
(2)御挨拶:全国の読者の皆様、お早うございます。さて今回のテーマは「断じて許せない、福山行政の無責任な津波対策を」というものであります。以下に本件テーマの背景、小生の考え方等を皆様に御紹介させて頂きますが、本件はある意味で全国各地共通のテーマと確信致します。皆様には引き続き貴重な御意見等を頂ければと考えます。最後に皆様からは、①「福山維新の会」及び「石岡久彌」FBに対して、いつも「いいね」「コメント」等を沢山賜り衷心より御礼申し上げます。
(3)本論について
(ア)「全般」について
まず初めに、南海トラフ巨大地震・津波が将来、我が福山を襲った場合
の被害想定は、(a)人的被害が合計約13000人(死者数:6200人、負傷者数:6500人)、(b)建物被害が合計69000棟(全壊棟数:17000棟、半壊棟数:52000棟)という、とてつもない数字であります。それ故、防衛庁(当時)出身の私としては従来から本件地震・津波対策に多大な関心・課題を抱き、市議当選以前から福山行政に改善策を求めておりました。このような中、市議当選後は①公約に基づく「同和政治の撤廃(ポイ捨て)」及び②中学生の学力向上問題に精力・時間を重点志向したため、本件に関して市議会で質問(30分の質問時間しか与えられないため)できませんでしたが、近い将来、議会で是非とも質疑応答して行政の姿勢を正させ、もって市民の命を守りたい・犠牲を最小限にしたいとの思いから、今回、取り敢えず、防災担当部長及び学区自治会長(二人)との話し合いをしましたところ、要点を以下に紹介させて頂きます。
(イ)「①「断じて許せない、福山行政の無責任な津波対策を」→②「詰めの無い避難対策が多大な犠牲者を出すのは明白」」について
行政としての本件津波対策としては、(a)防災推進計画の作成,(b)各種備蓄、ヘリポート及び関連施設準備、避難等訓練の実施、市民の防災意識の啓発等、多くの手を打つべき事項がありますが、その中でも最も重要・基本的なものの一つに避難場所の確保・割り当て等があります。今回の私の上記話し合いはこの観点から、学区自治会がスムーズに防災推進計画が作成でき、且つ、それをベースに適切な避難訓練・備蓄等ができるよう、避難場所の確保・割り当てに関して現状・課題を把握し、改善意見を行政並びに学区自治会へ提供しようとするものでありました。ところが驚いたことに行政の防災担当部長との話し合いの中で、この部長が如何に無責任・無知であるかを痛感させられました。具体的には(a)まず、避難の前提として、地震・津波による予想被害(例えば、橋、堤防、堰等が破壊されるであろうその被害程度)を見積もっていない点、(b)(a)に基づく住民の避難経路を予測していない点、(c)適切な避難場所(避難ビルを含め)の呈示が不十分な点(例えば競馬場跡地を有効・大規模な避難場所として考えていない)、(d)現在行政が提示している避難場所の具体的な収容人数等が明確にされていない点等に気付きました。以上のことから、「詰めの無い避難対策が多大な犠牲者を出すのは明白」だと確信致します。
(ウ)「③「現場の学区自治会は悩み放し」」について
上記の防災担当部長との話し合いに前後して本件トラフ地震で最大の被害が予測される地域(新崖及び曙学区)の連合自治会長と話し合いをしましたところ、(a)曙学区においては避難場所さえ決め切らず、ましてや避難訓練もしていない状況にあり、(b)他方、新崖学区においては避難場所を取り敢えず決めて避難訓練を実施しているが不満足だらけという状況で、現場の学区自治会は悩み放しの現状にあります。
(エ)「④「行政は先頭に立ち、学区自治会住民の命を救え」について
それ故、「行政は先頭に立ち、学区自治会住民の命を救え」旨を声を大にして言いたいのであります。
(4)あとがき
枝広市長は福山駅前開発に関し、当選後、羽田・前市長のやりかた(行
政は支援に当たる)を修正して「行政が先頭に立ち、リーダーシップを 発揮する」旨を公言し、現在、同開発を推進しておられ、一定の評価をしております。ついては本件「南海トラフ地震・津波対処」についても極めて重要な課題でありますところ、市長には陣頭指揮をされるよう提言致します。他方で今回の上記防災担当部長との話し合いを通じて感じたのは、市議会が過去、本件防災に関し行政に対して真摯に質問・提言して来なかった付けが今現れているという点でありました。市議会の猛省が必須であります。更に市民に関しては今後、各種の機会(市政懇談会、市議会報告、100人委員会、車座トーク等)に大いに意見発表・提言して欲しいと強く念願する次第であります。最後に当たり前のことですが「備えあれば憂いなし」を肝に銘ずることが改めて肝要と考えます。
(以上です。長文・駄文を最後までお読み頂き有難うございました)