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「親愛なる」全国の読者の皆様へ!!
H。29。9。21 福山市議会議員
「福山維新の会」代表 石岡久彌
(1)本日のテーマ:①「石岡久彌の予算(補正)特別委員会での質問・提言」
→②「斬新な発想が重要」→③「リノベーション手法 による福山駅前再生」→④「手城川流域の浸水・冠水防止策」→⑤「柔軟、且つ、本質を突いた発想が必須」
(2)本論
(ア)「全般」について
去る9/19~20、福山市議会予算(補正)特別委員会が開催され、
私も一員として参加し、斬新的な質問・提言を行いました。今回の同委
員会は一般会計としての約5億円の補正内容を審議・討論し表決するも
のでありました。主たる歳出は、①去る7/5及び7/9の大雨による
災害関連経費、②福山駅前の再生、③安心・安全の実現、④公共事業等
の追加に伴うもの等でありました。本審議の中で、私が行ないました質
問・提言の内容について、以下、皆様に御紹介させて頂きます。なお、
私の質問・提言内容は、①去る7/5及び7/9の大雨による災害関連
経費、②福山駅前の再生に関してでありました。
(イ)「リノベーション手法による福山駅前再生」について
(a)全般
福山駅前(伏見町)については過去、開発のための準備組合を創設
し何十年と議論されて来ましたが、先年、行き詰まって解散となり、放置のような状況にありました。その後、枝広市長が市長に就任され、5つの挑戦のうちの、一つ(「1丁目1番地」)として、本件駅前再生に「行政が主導」するとの姿勢・熱意から、駅前再生推進部を新設するとともに、「福山駅前再生ビジョン」を策定し(来年3月末までに)、もって抜本的な再生を図るとされて来ました。このような中、枝広市長は「リノベーション手法の活用」により再生を図らんがため、この手法の幹骨となる「家守」(地権者と事業者の間に立ち、相談を受ける人材)育成のための予算獲得を目指して、今回予算提案をされたものでありました。
(b)「「リノベーション手法」の論議において何が問題であったのか」に
ついて
実は本件手法等については、今回の特別委員会のみならず、先般の9月市議会定例会でも数名の議員による質問がなされ、重要なテーマとなっておりますが、残念なのは、①「家守」に関して「突っ込み」が足りず、浅薄な質疑・応答に終始し、②本質(枝広市長の掲げた重要なビジョン)が忘れられた質問となっていた点であります。すなわち、①リノベーションについては究極(他の都市の先進的な成功例をベ-スとして)の福山駅前再生の手法と言うスタンスで議論され、この手法で決め手となるのが「家守」の研修・育成との観点でありました。私が疑問を抱いたのは、3日間位の研修で20名近い、真に役立つ「家守」が簡単に育成できるのであろうかとの素朴な観点からでありました。そこで「家守」になり得る資質・資格について私が同委員会において関係課長に尋ねましたところ、「福山駅前の再生に関心が深い人」という答えでありました。これに対して私は「目下、Fuku―Bizで大活躍中の2人の方のような、何か専門的な知識・技能(例えば中小企業診断士等)を有する人が必須である」「ついてはFuku―Bizのように、全国から公募する位の熱意が必須である」旨を提言した次第でありました。次に②の「本質」については、市長の伏見町再生のビジョンである「住む、観る、憩う、学ぶ、働く、集う」街を決して忘れることなく、これとのバランス・連携で「リノベーション」を進めるべきであるとして提言(上記した「家守」を育成すれば、いとも簡単に地権者との話し合いの下、事業主が望む改築家屋等が出来、市民や観光客がやって来て、駅前再生が進展するかのような雰囲気であったから)をした次第でありました。私は同委員会で言うチャンスがありませんでしたが、真に伏見町再生のために欠かすことの出来ない点は、①同和政治の撤廃(「鬱陶しい」と感じている市民の心を「晴れやか」にするため)、②自転車置き場の構築だと確信しておりますが、紙面の都合上、別途、述べさせて頂きます。
(ウ)「手城川流域の浸水・冠水防止策」について
(a)全般
先般の9月定例会及び今回の特別委員会で最も議員からの質問が多
かったのは、本件「手城川流域の浸水・冠水防止策」問題でありました。何故かと申しますと、昨年の瀬戸川の氾濫による大被害の発生に引き続いてこの川が、去る7/5及び7/9の大雨により大被害を住民に与えましたが、今後の解決策が迅速、且つ、適切なものでないからでありました。この川は県の維持管理する川とは申せ、我が市としてやるべき・やれる対策があろうにも関らず、市行政の解決態度には熱意は全く感じられませんでした。
(b)「手城川流域の浸水・冠水防止策」の論議において何が問題であった
のか」について
ここで重要な問題点は多くの議員達が「過去、何十年も、市は解決
のための手を打って来なかった」旨の批判をするだけで終始した点(但し某議員が河川の中流部の屈曲点に滞留した水をバイパス構築により放流させるべきとの提言をしましたが、地権者が絡み容易な解決策とは思われません)でありました。そこで本件委員会の最後として質問に立った私は、今までの他の議員による質疑・応答を踏まえて次のような提言をしました、すなわち、それは「手城川流域の浸水・冠水防止の抜本的対策提言として地下「トンネル」方式による内水の排水・除去を提言致します。その理由は、①本件流域の浸水・冠水の最大の原因は本流が詰まっているというよりも、内水が滞留しているから(河川周辺の広大な一帯地域が地盤が低いため、滞留した水が河川に流れないため)、②内水処理のためには、ため池を作り、そこに溜め込む方法もあるが、地権並びに安全対策が絡み容易ではない。他方、トンネル方式であれば
地権の問題は無く、金がかかる点は課題ではあるが、最も実行に移し易い解決策であるから。最後に次の提案を致しました。それは「行政は市民に対して、小高い丘へ引越し、且つ、3世代住宅生活をする」旨をPRされたら如何でしょうか、というものでありました。理由は、①福山中心部・南部は生めた地(低地)が多くて、安心・安全上、極めて問題があるから、②将来、我が市が南海トラフ地震に襲われた場合にはその際の被害は今回の手城川流域とは全く比較にならない被害が予測されているから(人的被害は約1。2万人、建物被害は約6万軒)、③他方で私が住んでいる伊勢丘及び周辺は同トラフ地震被害は全くない中で、現在、空き家が多数ある(特に幕山地区)から、④小高い丘に所在する家屋は3世代が十分住める間取りがあり、安全面以外に子供の養育(生徒の学力向上)等の観点からも、3世代生活はお勧めと考えられるからであります。
(3)あとがき
「柔軟、且つ、本質を突いた発想が必須」と考えます。
長文の駄文を最後までお読み頂き有難うございました。(終わり)