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福山市議会基本条例等に関する請願署名
H23. 12. 1
石 岡 久 彌 代 表
1 はしがき
我が「福山維新の会」は、今回、性急ではありましたが標記に関する請願署名を市議会事務局長へ提出し、今後の市議会での討議・表決を待つこととなりました。
本件請願署名の趣旨・理由・背景を一言で申せば、「市議会が市民を蔑(ないがしろ)にして、市議会の憲法たる議会条例等を制定しようとしているその態度を是正させる」ことにあります。
以下、細部について述べます。
2 請願署名提出に至る経緯等
(1)落合議員からの請願署名協力依頼
11/24,唐突な同議員からの小生宛メールで、以下の協力依頼が送付されて来ました。
(ア)議会基本条例などが12月市議会において上程されます。
議会基本条例は議会の最高規範とされて、議員・議会の行動
割を規定するものです。
(イ)議会基本条例制定自体は歓迎することなのですが、パブリッ
クコメント(市民意見)の聴取を実施しないで自分たちの都合のいいように骨抜きされた議会基本条例が制定されようとしています。
(ウ)そこで、本制定前に内容説明と市民意見の募集実施についての請願で議会改革を進めるべく、是非署名にご協力頂きたい。
なお、11/28の11時ごろには議長に提出する予定です。
(2)「福山維新の会」での請願署名趣旨の説明と署名
11/27,我が「福山維新の会」定例会合(毎週日曜日 午前10時~12時 福山市民参画センター)に、約25名の方が参加され、落合議員による趣旨説明後、約2時間に亘る質疑応答を経て署名を頂きました。
(3)議会事務局長への請願署名提出
(ア)参加者
(a)請願者:合計8名
①福山維新の会 石岡代表以下3名(藤井令枝、佐藤頼司が
同席)
②福山市民オンブズマン会議 大戸代表以下2名
③松居秀子事務局長以下3名
(b)紹介者
落合議員
(イ)署名数:約230
(ウ)同事務局長を通じた議長への小生意見・提言
(a)「Too little too late」の早期改善
(b)文書(「福山市議会は市民をバカにしているのか」)の手
渡し
(4)請願署名提出後のマスコミ対応
本件署名に関し取材に来た新聞社は、中国・山陽・読売・毎日等でありました。
難しい質問は無く、「何故、何を、今、請願するのか」等の質問がありましたが、これには小生及び落合議員が答えました。
次に小生としては、本件マスコミ取材は日頃のマスコミ報道姿勢を是正して貰う(行政情報の垂れ流しでは無く、市民志向への報道へと)絶好の機会と捉え、次の点を強く要望致しました:
(ア)正義(Justice)感をもって報道に任じて頂きたい
(イ)報道は、3つのSenseをもって行なって欲しい
①Common sense(常識)
②Good sense(良識)
③Balance sense(バランス感覚)
(ウ)「陽の部分(行政提供内容の報道)」と「影の部分(行政が流すのを嫌う負の部分の報道)」のバランスを取った報道をして欲しい
(5)本件のマスコミ報道
11/29の朝刊(中国新聞等)に、「議会基本条例に市民意見反映を」の見出しで、我が「福山維新の会」がオンブズマンとともに請願書を議会事務局長に手渡した旨が報じられております(なお。一般紙に「福山維新の会」という名称が載ったのは今回が初めてのことです。ちなみに、「ビジネス情報誌」は、10/20付で大々的に「福山維新の会」を報道してくれましたが)。
(6)今後の予定
12/1 10時からの12月定例議会で紹介議員(落合氏)が請願書の趣旨説明を致します。
また請願は議会基本条例等特別委員会に付託される予定です。
ここでの審議、議決を経て、12月20日(火)13時からの本会議最終日に討論・表決される予定であります。
3 あとがき
最後となりますが、以前、載せました「市議会は市民をバカにしているのか」と題する記事を再度ここに掲載し、皆さんの市議会実態認識刷新に供したいと思います。
記
「福山市議会は市民をバカにしているのか」
平成23年9月18日
8/27 本日は、「福山市議会は市民をバカにしているのかーー市民報告会を早急に開始すべき」について述べます。
まず、8/21付の中国新聞は、「井原市議会 市民報告会をスタート」の見出しで、「井原市議会が岡山県内初制定した議会基本条例に基づいて、市民と議会が自由に意見を交わす新たな取り組み「市民の声を聴く会」をスタートさせた」旨を報じている。
次に我が福山市議会であるが、本件「市民の声を聴く会」の開催を含め、市議会の改革・改善に向けての動きは皆無に等しい。
より具体的に福山市議会・議員の現状を申せば、年間約1200万円の高額な報酬(政務調査費を含む)(5/9付等の我が会twitter記事参照)を受けながら、
(1)市民志向不在の質疑応答を繰り返し(6/27付の我が会twitter記事参
照)
(2)幼稚な態度で質疑し(6/25付の我が会twitter記事参照)
(3)議員として最も重要な業務である政策立案・提案は皆無同然で
(4)政務調査費を無駄使いし(6/1付の我が会twitter記事参照)
(5)市議会場へ国旗を掲揚しない(7/1付の我が会twitter記事参照)など
市民をバカにし、舐めた態度・活動であり、議会・議員の存在は公害以外の何ものでもないと言えます。
一方、他市の議会においては、昨今、改革・改善へ向けての動きは極めて活発であります。
その例として、
(1)7/23付の我が会twitter記事で、尾道市議会が、
①一般質問での一問一答方式の導入
②報告会の開催などを
(2)8/14付の我が会twitter記事で、広島市議会が、
①報酬削減
②議員定数削減などを
(3)8/14付の我が会twitter記事で、議員報酬に関し、
①名古屋市議会が半減
②大阪市議会が20%削減
③大阪府議会が30%削減などを
スタート・審議開始した旨を
過去、紹介してきました。
以上、縷々と述べましたが、皆さん、それらの話を念頭に置きながら、福山の現下行政等の酷さ・出鱈目さを振り返って頂きたい。
そこには議会・議員の癒着・放漫・無責任・自己志向等が、
①福山駅前地下送迎場の低利用(8/4付の我が会twitter記事参照)
②キャスパを含んだ商店街の崩壊(8/15付の我が会twitter記事参照)
③小中生徒の暴力等多発(8/22付の我が会twitter記事参照)
④津波無関心(8/9付等の我が会twitter記事参照)
⑤ヤミ専従・給与(4/1頃の我が会twitter記事参照)
⑥芦田地区圃場整備
⑦市立競馬場(6/9付等の我が会twitter記事参照)
⑧市立動物園(4/15頃の我が会twitter記事参照)等
多くの問題を惹起させたことが容易にお分かりのことと思います。
これ以上の放置は許されません。
結言として、市議会はまず、最小限、「市民報告会」をスタートさせ、市民の声を聴くことが必須であります。
市民は三猿(見ざる、言わざる、聞かざる)状態ですが、その原点は、市民が市議会の活動を十分知らされておらず、それが故に、何も言えず提言できないところにあります。
福山は、中国等の共産・全体主義社会ではありません。
(終り)
