石 岡 久 彌 代 表
1 はじめに
福山市議会議員選挙につきましては、過去、
(1)「いよいよ福山市議会議員選挙がやって来る(その1)」と題して、「「福山維新の会」の選挙活動構想(市議選挙に臨む態度)を、
(2)「同(その2)」として、
①「何故、福山市民の市議選投票率は低いのだろうか?」
②「市議選低投票率が及ぼした悪影響・結果」
について述べました。
今回は「同(その3)」として、
(3)「市議会議員選挙投票の重要性・意義」
(4)「今後の市議選投票率向上のための提言」
について、以下、個人的見解を述べさせて頂きます。
2「福山市議会議員選挙投票の重要性・意義」について
前回は「何故、福山市民の市議選投票率は低いのだろうか?」「市議選低投票率が及ぼした悪影響・結果」について私見を述べ、皆さんには投票率の低さの理由とそれが及ぼした悪影響・結果を十二分に再認識して頂いたことと思います。
理由が何であれ投票率が低いことは改革ができないことに繋がり、福山にとっては致命的なダメージ(恥と不名誉の塊等により誰からも相手にされない)を受け、且つ今後はそのダメージが継続・拡大するだけで、今も将来(子孫にとって)も良いことは何もありません。
そこで今回は、選挙投票の重要性・意義を改めて認識し、もって今後是非とも投票率を我々市民1人1人の力で回復・向上させることを誓いたいものです。
以下、
(1)「政治」とは
(2)「選挙投票」とは
(3)福山市議会議員選挙投票の重要性・意義について
の順で述べます。
(1)「政治」とは
国語大辞典によりますと、「政治」とは、「国を治めること。近代では主権者が立法、司法、行政などの諸機関を通じて国家的統一を維持し、国民の共同生活を守ること」旨、定義されています。
判り易く言えば、福山の政治の場合、「市民が主役」となり、市民の安心・安全、生活、医療・福祉、厚生、労働等の共同生活を守ることなのでしよう。
この際忘れてならないことは、先刻皆さんも御承知の通り、主役は「市民」であって「主権在民」であり、間違っても主役は「行政(市長及び職員)」並びに市議会議員ではありません。
すなわち、市長並びに議員は選挙によって市民から選ばれ託された単なる行政の執行者並びに行政チェック者であり、一方、職員は市民に雇われた単なる市民への奉仕者であります。
リンカーン米国元大統領の、かの有名な言葉、「人民の人民による人民のための政治」が政治の原点であります。
同大統領の言葉を福山へ換言すれば、「福山市民の福山市民による福山市民のための政治」となります。
(2)「選挙投票」とは
市議会議員選挙に際しては、投票資格要件は「日本国民で満20歳以上、かつ、3ケ月以上、福山市に住所のある者」であります。
重要な点は、「権利と義務」の観点であります。
すなわち、選挙権は憲法で担保されており資格があれば誰でも投票できますが、その結果については義務として投票人が責任を負わなければなりません。
判り易く言えば、投票しなかった者、或いは、意に反して最悪の当該当選者に投票した者は、その後当選者の実施した政策等に苦言を呈せ無いということでしょう。
とりわけ、投票しなかった者は、陰で当選者の悪口を言ったところで、「貴方が対抗馬に投票しなかったからでしょう」旨、言われれば、何も返答できないでしょう。
(3)福山市議会議員選挙投票の重要性・意義について
ア 民主主義の奪回の為の選挙投票
福山市議会議員選挙は、市議会を含め関係者が行政と癒着した既得権政治(全体主義)を許さない・根底から改革する為の、換言すれば、民主主義の原点である「正義(真善美)」を奪回するための選挙であります。
イ 名誉・誇りの奪回の為の選挙投票
福山市議会議員選挙は、福山政治の恥・不名誉をこれ以上許さず、否、名誉・誇りを根本から奪回し、誰からも相手にされる市の再構築のための選挙であります。
ウ 人間の尊厳奪回の為の選挙投票
福山市議会議員選挙は、平和ボケ・安全ボケ・安心ボケを排し、子孫に付けを回さない「人間の尊厳」奪回の為の選挙であります。
3 あとがき
紙面の都合上、(4)「今後の市議選投票率向上のための提言」については、「いよいよ福山市議会議員選挙がやって来る(その4)」で述べます。
(終り)
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