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 5/14は479日目としての広報・街頭演説活動を行ないました。
さて、本日(5/15)は、「北方領土交渉に関するロシア側の「面積2等分」
提案は疑似餌(ぎじえ)だ、ご用心」→「日本自身の魅力・実力向上によるロシアの譲歩獲得を目指すべし」について述べます。
(1)まず、5/10付の産経新聞は、p17の「正論」欄に北海道大学の木村汎教授執筆による「「面積2等分」は疑似餌だ、ご用心」旨のタイトル記事を掲載しております。その要点は、
(ア)安倍首相は先般のロシア訪問で、北方領土交渉を再び開始させることにプーチン大統領と合意した。わが国が北方四島返還に成功する可能性はあるのか。最近の日本の政治家たちの言動を見聞きするにつけ、必ずしも楽観できない。功を焦るあまり、クレムリンの巧みな対日戦略に乗せられる危険を孕んでいるからだ。
(イ)熟して落ちるリンゴ待つロシア
     ロシア軍総司令官のクトウーゾフ将軍は、ナポレオン率いるフランス軍の攻勢に遭い、退却に次ぐ退却を余儀なくされ、モスクワを占領されてしまった。だが、将軍はロシア人特有の粘りを発揮し、反撃の時を待った。そして、機が熟したと見るや、一挙に攻勢に出てナポレオンを潰走させ、結局、勝利を手に入れた。「リンゴは熟したらひとりでに落ちる」が将軍の口癖だったという。
(ウ)焦らされて独り相撲の日本
     わが国の交渉当事者(森元総理、元外務省高官、鳩山元総理等)には時期の重要性に無頓着であるばかりか自ら率先して交渉・妥結時期を切ろう(例えば、今年末)とする者がいる。この人達は期限を自ら設定することのマイナス面を看過している。日本側がそんな気配を見せれば、ロシア側は必ずや次のように解釈するであろう。こちらから動く必要は一切無い。日本に対し焦らし戦術を続けさえすればよいと。結果的に日本側だけが期限の罠に嵌まり、「独り相撲」を取らされる羽目になる。
(エ)「「面積2等分」は疑似餌だ
     今回、安倍首相の訪露でプーチン大統領が口にしたとされる「面積2等分論」も、まさにロシア側が得手とする引き延ばし(ロシアに対して日本に経済協力させることが先決で領土解決は後)作戦の最たる例だといっていい。プーチン大統領は過去に「50対50」方式の領土解決事例があったと示唆(馬の鼻先にニンジンをぶら下げた)したに過ぎず、同様の方式を日露間の領土紛争に適用すると提案したのではない。プーチン政権は、経済協力を先決とし、領土解決を後へと引き延ばすための疑似餌、或いは囮として面積折半の可能性をちらつかせたに過ぎない。
   というものであります。
 (2)次に小生(福山維新の会代表)の上記記事に対するコメントを以下に紹介させて頂きますと、
  (ア)上記の木村教授の御意見は素晴らしく卓見であります。さはさりながら、今回の交渉再開の特徴は、ロシア側が自国の極東資源開発期待や対中戦略故に日本へ接近を図って来た点に着目すべきと考えます。そこで我が国はロシア側の日本接近の好機を捉えて、今度こそ、日本主導(我のペースで)で領土奪還を目指すべきであります。ロシア外交は伝統的に「したたか」であり、容易に・一筋縄では行かない点を十分認識・承知しながらも、日本側は「イニシアティブ」を発揮して所期の目的を達成して欲しい。過度の用心では交渉は進展しない。
   (イ)上記「イニシアティブ」の発揮とは、「日本自身の魅力・実力向上」によりロシア側の譲歩を引き出し・獲得することを意味しております。日本には素晴らしい技術があり、ロシア側関係者の日本への招待等により日本の魅力を彼らに浸透せしめ、一方で今後、技術開発を更に推し進めて魅力の向上を図り、他方、我が国の防衛体制の強化と日米安保体制の推進により、ロシアの対中戦略に魅力とさせることが肝要であります。
   (ウ)最後に、我が国は国中を挙げて、もって「撃って一丸」となって、
ロシア側を攻略する必要があります。これが為、我が福山市も我が政府に大いに貢献・応援すべきであります。
というものであります。(終り)
 

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