真善美 を強く求める
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7/10は536日目としての広報活動を行ないました。さて、本日(7/11)は、「今、最も売れている作家・百田尚樹氏が書いたデビュー作「永遠の○(ゼロ)」を読んで」→「「娘に会うまでは死ねない、妻との約束を守るために」と言い続けた男(主人公)が、何故、自ら零戦に乗り命を落としたのか、を追い求めた感動の物語」→「零戦パイロットとして、天才だが臆病者と批判された男が実は、人間としての究極的な尊厳と愛を貫いていた」→「他方で、本書が日本人の反防衛・反国防意識を助長することに繋がらないかを危惧します」について、述べてみます。
(1)全般
先日、妻に「何か感動的な本を知らない?」と尋ねましたところ、「百田
尚樹さんの書いた本を持っている」との返事がありました。その直後、妻が早速、持って来てくれたのが本件「永遠の○(ゼロ)」でありました。小生、初めは、「永遠の○(ゼロ)」とは一体、何を書いたものなのかと疑問に感じ、他方で期待しましたが、読み出した途端に零戦のことだと分かり、①元自衛官(定年まで約38年間奉職)として、また、②零戦の撃墜王と世界中から怖がられ・尊敬された坂井三郎中尉の自宅を訪問し直接、零戦の話を伺った(約30年前、小生がフィンランド防衛駐在官として赴任直前、坂井氏がフィンランドでも極めて有名と聞いたため同氏に面談)者として、大なる興味を抱き読み始めました。その結果、通読時・後、①多大な感動をおぼえました、②一方、本書が日本人の反防衛・反国防意識を助長することに繋がらないかの危惧を感じましたところ、その感動・感想等を読者の皆さんと分かち合いたい(読者の皆さんはとっくにお読みのことと思いましたので)と思い、以下に読後感を紹介させて頂きます。なお、本読後感を書くに際しましては、「永遠の○(ゼロ)」に記載されている「児玉清」さんの「解説(12ページ)」をベースにさせて頂きました。
(2)印象深かったこと(「児玉清」さん執筆の「解説」より抜粋)
(ア)「永遠の○(ゼロ)」と出逢えたときの喜びは筆舌に尽くし難い。それこそ嬉しいを何回重ねても足りない程、清々しい感動で魂を浄化してくれる稀有な作家との出逢いに天を仰いで感謝の気持ちを表したものだ。
(イ)さて、「永遠の○(ゼロ)」とは、一体、何なのだろうか?との疑問を抱きつつ、読みはじめて暫くして零戦パイロットにまつわる話だと徐々にわかってきたとき、僕の胸は破裂するほどの興奮に捉われた。零戦という戦闘機に戦争中の子供の頃から憧れを抱いていたこともあるが、現代と戦争中を交錯する物語の面白さにぐいぐいと引き込まれ夢中になってしまったのだ。しかも途中、何度も心の底からこみ上げてくる感動の嵐に胸は溢れ、突如うるうると涙し、本を閉じたときには、なにやらハンマーで一撃を喰らったような衝撃とともに、人間として究極とも思える尊厳と愛を貫いた男の生き様に深々と頭をたれ、心の中を颯と吹き抜けた清々しい一陣の風とともに美わしい人間の存在に思いっきり心を洗われたのだ。
(ウ)次に、戦争のことも、零戦のことも知らない若者たちが本書を読んで
も素晴らしい感動が彼らの心を包むであろうことは間違いないことをここで強調しておきたい。本書の中では、太平洋戦争とはどんな戦争で、どのような経過を辿ったのか。また、この戦争に巻き込まれた我々日本人は、軍人は、国民は、その間に、どのように戦い、どのように生きたのか。国を護るために戦わなくてはならなくなった若者たちの心とは、命とは。彼ら若者たちを戦場に送り出したエリート将校たちの心は、といったことを作者はものの見事にわかりやすく物語の中にちりばめているからだ。なまじの歴史本などより、はるかに面白く戦争の経緯とその実態を教えてくれる点でも実に秀逸な物語だと思うのは僕だけであろうか。しかも零戦の物語としても面白く、空中戦時のパイロットの心の中や、個性が丸出しとなる戦法の楽しさなどパイロットたちの戦いぶりが精緻に描かれていて、零戦ファンにとっても舌なめずりするような愉悦を味わえることもつけ加えておく。
(3)最後に本書「永遠の○(ゼロ)」及び上記「児玉清さんの解説」に関する小生及び福山維新の会代表としてのコメントを以下に紹介させて頂きますと、それは
(ア)まず、児玉清さん同様、①人間として究極とも思える尊厳と愛を貫いた男(主人公)の生き様に痛く感動し、②他方で奇抜な・ユニークな発想でのシナリオ・場面・登場人物構成等を大変面白く感じました。
(イ)ところで、小生は、「本書が日本人の反防衛・反国防意識を助長することに繋がらないか」を危惧しております。本書には、作者の執筆意図・背景等が「あとがき」等として書かれていないため、作者の真意がどこに・何にあるのか良く分かりません。このような中、読者の中には、①旧軍のエリートはとんでもない人物の集まりであり、②旧軍の人間性無視・軽視等は度し難いものであり、③このことから類推して今の自衛隊も似たり寄ったりではなかろうか、との感想を抱く方もおられるかも知れません。世の中において、「all or nothing」の視点・発想等で物事を論じることは、余りにも乱暴であり、危険であると思われます。ちなみに、旧軍の中には、①硫黄島で玉砕した守備隊総司令官の栗林中将、②旅順を攻略した第3軍司令官の乃木大将、③ロシアのバルチック艦隊を撃破した東郷元帥、④山本五十六元帥等、名統率・部下思いの名将は数限りなく存在しております。読者・国民、マスコミ等の冷静・客観的な判断が肝用と思料されます。時恰も昨日は、防衛白書(独自の国防へ転換鮮明等)が発刊されました。我が国の国防・防衛問題は深刻であり、我が国を真に有効に防衛するためには、国民の防衛意識が原点であり、極めて重要であります。国民及び福山市民の防衛意識の更なる高揚を願って止みません。そして我が福山維新の会は福山市民の防衛意識高揚のため引き続き尽力する所存であります(以上です)。
(1)全般
先日、妻に「何か感動的な本を知らない?」と尋ねましたところ、「百田
尚樹さんの書いた本を持っている」との返事がありました。その直後、妻が早速、持って来てくれたのが本件「永遠の○(ゼロ)」でありました。小生、初めは、「永遠の○(ゼロ)」とは一体、何を書いたものなのかと疑問に感じ、他方で期待しましたが、読み出した途端に零戦のことだと分かり、①元自衛官(定年まで約38年間奉職)として、また、②零戦の撃墜王と世界中から怖がられ・尊敬された坂井三郎中尉の自宅を訪問し直接、零戦の話を伺った(約30年前、小生がフィンランド防衛駐在官として赴任直前、坂井氏がフィンランドでも極めて有名と聞いたため同氏に面談)者として、大なる興味を抱き読み始めました。その結果、通読時・後、①多大な感動をおぼえました、②一方、本書が日本人の反防衛・反国防意識を助長することに繋がらないかの危惧を感じましたところ、その感動・感想等を読者の皆さんと分かち合いたい(読者の皆さんはとっくにお読みのことと思いましたので)と思い、以下に読後感を紹介させて頂きます。なお、本読後感を書くに際しましては、「永遠の○(ゼロ)」に記載されている「児玉清」さんの「解説(12ページ)」をベースにさせて頂きました。
(2)印象深かったこと(「児玉清」さん執筆の「解説」より抜粋)
(ア)「永遠の○(ゼロ)」と出逢えたときの喜びは筆舌に尽くし難い。それこそ嬉しいを何回重ねても足りない程、清々しい感動で魂を浄化してくれる稀有な作家との出逢いに天を仰いで感謝の気持ちを表したものだ。
(イ)さて、「永遠の○(ゼロ)」とは、一体、何なのだろうか?との疑問を抱きつつ、読みはじめて暫くして零戦パイロットにまつわる話だと徐々にわかってきたとき、僕の胸は破裂するほどの興奮に捉われた。零戦という戦闘機に戦争中の子供の頃から憧れを抱いていたこともあるが、現代と戦争中を交錯する物語の面白さにぐいぐいと引き込まれ夢中になってしまったのだ。しかも途中、何度も心の底からこみ上げてくる感動の嵐に胸は溢れ、突如うるうると涙し、本を閉じたときには、なにやらハンマーで一撃を喰らったような衝撃とともに、人間として究極とも思える尊厳と愛を貫いた男の生き様に深々と頭をたれ、心の中を颯と吹き抜けた清々しい一陣の風とともに美わしい人間の存在に思いっきり心を洗われたのだ。
(ウ)次に、戦争のことも、零戦のことも知らない若者たちが本書を読んで
も素晴らしい感動が彼らの心を包むであろうことは間違いないことをここで強調しておきたい。本書の中では、太平洋戦争とはどんな戦争で、どのような経過を辿ったのか。また、この戦争に巻き込まれた我々日本人は、軍人は、国民は、その間に、どのように戦い、どのように生きたのか。国を護るために戦わなくてはならなくなった若者たちの心とは、命とは。彼ら若者たちを戦場に送り出したエリート将校たちの心は、といったことを作者はものの見事にわかりやすく物語の中にちりばめているからだ。なまじの歴史本などより、はるかに面白く戦争の経緯とその実態を教えてくれる点でも実に秀逸な物語だと思うのは僕だけであろうか。しかも零戦の物語としても面白く、空中戦時のパイロットの心の中や、個性が丸出しとなる戦法の楽しさなどパイロットたちの戦いぶりが精緻に描かれていて、零戦ファンにとっても舌なめずりするような愉悦を味わえることもつけ加えておく。
(3)最後に本書「永遠の○(ゼロ)」及び上記「児玉清さんの解説」に関する小生及び福山維新の会代表としてのコメントを以下に紹介させて頂きますと、それは
(ア)まず、児玉清さん同様、①人間として究極とも思える尊厳と愛を貫いた男(主人公)の生き様に痛く感動し、②他方で奇抜な・ユニークな発想でのシナリオ・場面・登場人物構成等を大変面白く感じました。
(イ)ところで、小生は、「本書が日本人の反防衛・反国防意識を助長することに繋がらないか」を危惧しております。本書には、作者の執筆意図・背景等が「あとがき」等として書かれていないため、作者の真意がどこに・何にあるのか良く分かりません。このような中、読者の中には、①旧軍のエリートはとんでもない人物の集まりであり、②旧軍の人間性無視・軽視等は度し難いものであり、③このことから類推して今の自衛隊も似たり寄ったりではなかろうか、との感想を抱く方もおられるかも知れません。世の中において、「all or nothing」の視点・発想等で物事を論じることは、余りにも乱暴であり、危険であると思われます。ちなみに、旧軍の中には、①硫黄島で玉砕した守備隊総司令官の栗林中将、②旅順を攻略した第3軍司令官の乃木大将、③ロシアのバルチック艦隊を撃破した東郷元帥、④山本五十六元帥等、名統率・部下思いの名将は数限りなく存在しております。読者・国民、マスコミ等の冷静・客観的な判断が肝用と思料されます。時恰も昨日は、防衛白書(独自の国防へ転換鮮明等)が発刊されました。我が国の国防・防衛問題は深刻であり、我が国を真に有効に防衛するためには、国民の防衛意識が原点であり、極めて重要であります。国民及び福山市民の防衛意識の更なる高揚を願って止みません。そして我が福山維新の会は福山市民の防衛意識高揚のため引き続き尽力する所存であります(以上です)。
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